休みたいけど休めない…を変える!休みやすい職場づくりのために誰もができる4つのこと

休みたいけど休めない…を変える!休みやすい職場づくりのために誰もができる4つのこと
AD

有給休暇、どれくらい消化できていますか?

2019年4月から、日本の職場では「年5日の有給休暇の取得」が義務付けられることになりました。年10日以上の有給休暇を付与されている人は誰でも、1年につき5日以上は消化しなくてはいけないという法律ができたのです。

これって、日本の職場は義務にしなければいけないほど休みが取りづらいということでもありますよね。とくに3日を超える長期休暇に関しては休みづらさや罪悪感を感じやすい傾向があるのではないでしょうか。

でも本当は、「長い休みを取って、旅行したりのんびりしたりしてみたい!」と思う方も多いはず。どうしたらもっと休みが取りやすくなるのでしょうか? 20〜30代の若手世代にできることを、ワーク・ライフバランスコンサルタントの堀江咲智子さんに伺いました。

若手ができること

有休取得率ワーストワン。日本の職場が休みづらい原因は何?


世界19か国11,144名を対象に行われた調査によると、日本の有給休暇取得率は3年連続で最下位。そもそもなぜそんなに休みづらいのでしょう?

働き方やワーク・ライフバランスについて多くの講演実績を持つ堀江さんは、次のように分析しています。

休みづらさを感じる職場には、特定の人にしか分からない仕事、すなわち『属人的な仕事』が多い傾向があります。『自分にしか分からないあの仕事について、お客さまから問い合わせが入ったらどうしよう?』という思いがあると、有給休暇の計画を立てづらいですし、病欠も取りづらくなりますよね」

なるほど。自分にしかできない仕事があると、確かに休みづらいものです。

「属人的な仕事が多い職場では、とくに3日以上の長期休暇が取りづらくなります。1~2日であれば他の人がなんとかさばいたり、問い合わせに対して『明日は出社するので1日待ってください』と言ってしのいだりすることができますが、3日以上になるとそれが難しくなります。日本ではお客さまに対して『担当者は休暇中です』と堂々と言えない雰囲気があることも、休みづらい原因のひとつでしょう」

また休み中の過ごし方についても、気がかりそうな堀江さん。

「属人的な仕事(その人にしか分からない仕事)に対して急ぎの問い合わせが入ってしまった場合、結局休んでいる人に連絡を取って対応するしかありません。せっかくお休みが取れても、職場からメールや電話がバンバン来るようでは休んでいる気がしないでしょう。ワークとライフのバランスをとるためには、心から仕事を忘れてリフレッシュできるような休暇が必要です」

では、心からリフレッシュできるような休み、また長期休暇が取りやすい雰囲気を作るためには、どうしたら良いのでしょうか?

 

休みやすい職場づくりのために、誰もができる4つのこと


「お休みを取りやすい職場づくりのためには、属人的な仕事を減らしていく工夫が必要です」と、堀江さん。

つまり仕事の一つひとつを、誰にでもできるようにしていくことが大切。職場全体が取るべき対策としては、チームの仕事のマニュアル化を進め、チームメンバー1人ひとりの技術やスキルを向上させてさまざまな仕事を任せ、特定の人に頼らない職場づくりを進めていくのが良いとのこと。

では、私たち働く側が個人レベルでできるのは、どんなことなのでしょうか?

◆働く人が意識すると良い4つのこと

1.仕事の内容・量の見える化

自分が抱えている仕事の量や内容を、他の人も把握できるよう見える化しましょう。できればチームのそれぞれが、自分の仕事に関するタスクリストや工程表を作り、ネットワークやデスク上で共有し合うのがベストです。

2.仕事の手順の見える化

自分が行っている仕事の手順を、他の人も真似できるようマニュアル化しておきましょう。マニュアル通りに進めれば誰にでもできるという状態になっていれば、誰かが休んでも別の人がカバーできます。

3.他の人の休みを積極的にサポートする

休暇はお互い様という雰囲気づくりが大切です。自分以外の誰かがお休みをとるときには積極的にサポートを引き受け、みんなが休みやすい雰囲気を作りましょう。とくに育児中の方や有給休暇を取る先輩などのサポートを快く引き受けておくと、自分が休みを取ることになったときにも仕事をお任せしやすくなります。

4.自分の休みを共有する

自分自身が休暇を取ることになったら、それとなく職場の皆さんに共有しましょう。その際のポイントは「当然の権利です」と主張するのではなく、お休みそのものに対する「楽しみです!」という気持ちを表現していくのがおすすめです。

まとめると、仕事のタスクリストやマニュアルを整備し、誰が休んでも仕事に支障が出ないようにしていくことが大前提。その上で、人が休むときには快くサポートし、自分が休むときには楽しそうにすることがポイントです。

確かにそんな人が増えれば増えるほど、職場が「休暇って良いものだよね」という雰囲気に変わっていきそうですね。有給休暇取得が義務化される今、さらにGWが10連休になる職場も多い2019年。これを機に、休みの取りやすい職場を目指して、4つの工夫を始めてみませんか?

■取材協力 エクスペディア・ジャパン

(取材・文/豊島オリカ)

 

 

★「雨だから休みたい」が連絡ナシでOK!出勤も帰宅も完全自由な会社が、うまくいっている理由

★【早く帰る研究会】絶対定時で帰ります!鮮やかに定時で帰る方法

>CanCam.jp TOPにもどる

関連記事

Source: cancam