会社を辞めたい時にとりあえず考えること

会社を辞めたい時にとりあえず考えること
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仕事をしていると「会社を辞めたい」と思う時はきっとあると思います。給料のこと、人間関係のことなど悩みが尽きないと感じることもあるかもしれませんね。そんなときに、まず考えたいことをここでは紹介していきます。

■会社を辞める時まず考えてほしいこと

会社を辞めたいという相談や仕事を辞めたという報告を受けることが最近多くなっています。会社を辞める時まず考えてほしいことをここではまとめたいと思います。

◇多くの人が会社を辞めたいと思う理由やタイミングとは

辞める理由は人それぞれですが、大まかに理由を分けることもできるので、まずは一度確認しておきましょう。さまざまな理由を読むことで自分は仕事で何を大切にしたいのか振り返るきっかけにもなるのではないでしょうか。

・給料が安いと感じる時

・残業が多かったり、休みがとりづらい時

・仕事が正当に評価されないと感じる時

・上司、部下、同僚、アルバイトスタッフなどから嫌われてると感じる時

・仕事内容が自分に合わない時(仕事内容が好きでない、商品やサービスが売りたいと思えるものではない、責任が重すぎるなど)。

・社風が合わない時

・結婚、出産、親の介護など人生の岐路に立っている時

◇何年目になれば辞めていい?

仕事を辞めたいと思った時、まだ「早すぎるかな」と不安になっているケースも見受けられます。しかし、1年目であろうと、何年目であろうと自分で考え抜いた結論であれば問題ありません。転職において「石の上にも3年」という言葉はよく使われますが、若い人ほど求人が多い傾向もあり、必ずしも3年我慢する必要はないでしょう。

■辞めるべき? 続けるべき? 見極め方とは

続いて「仕事を辞めるべきか続けるべきか」の見極め方について紹介します。基本的には自分で問題を解決できる可能性があるかどうかを判断基準にするといいでしょう。

◇辞めたほうがいい場合

☆心身に異常が出ているケース

基本的には自分の人生をより豊かにするために仕事をしているはずです。身体やメンタルを壊してまで、仕事をする必要はないでしょう。

☆周囲の環境がどうしようもないケース

周囲の環境を直接的に変えるのは難しいケースもあります。たとえばパワハラやセクハラの問題を人事部などに相談してもまともに対応してもらえない時など。このようなどうしようもない環境を変えようと思っても、時間が浪費されるだけですし、辞めることを視野に入れるといいでしょう。

◇会社を続けたほうがいい場合

☆努力できる余地が残されているケース

自分の努力で今の環境をよくできる余地があるのであれば、もう少しがんばってみてもいいでしょう。給料面で不満があるのなら、直談判という方法もあります。嫌な上司や同僚がいるのであれば異動願いを出すことも検討しましょう。

仕事量が多すぎるという場合は、まわりに打ち明けてヘルプを出してみると現状を変えるきっかけになるかもしれません。

精神的にしんどいのであれば、それを話せる人に打ち明けてみるのもいいでしょう。貴重な人材に辞められるより、悩みを正直に打ち明けてくれたほうがうれしいと感じる上司や経営者もいるということは知っておくといいでしょう。

☆単純に疲れているケース

まずはしっかり食事や睡眠をとって身体と心を休ませましょう。回復してから改めて辞めるかどうかゆっくり考えてみると、仕事についてちがった見方ができるようになるかもしれません。

■会社を辞める前にしておくべきこと

会社を辞めようと思う時、いろいろとしておくべきことがあります。ここではいくつか紹介していきます。

◇辞めること、続けることのメリット・デメリットを整理する

仕事を続けるか迷っている場合は、仕事を辞めること、続けることの、メリット・デメリットを整理してみましょう。
表形式にして、メリット・デメリットをまとめると自分がどうしていきたいのか一目瞭然になることも多いです。まわりの人に相談する時にもわかりやすく説明できるようになるので、ぜひ一度ノートなどに書き出して、頭のなかを整理してみてください。

◇自分の本音と向き合う

メリット・デメリットを整理できたら、あとは自分の本音としっかり向き合うことです。「人生で自分は何を大事にしたいのか」「自分は何を基準に仕事を選びたいのか」などを考えましょう。その希望に100%合致する道はなかなか見つからないかもしれませんが、自分の本音を大事にして、進む方向を長期的に考えるのはとても大切なことです。

◇働き方、生き方に関しての情報を積極的に入手する

世の中にはどのような働き方や仕事があるのか、本やインターネットなどを通じて改めて調べてみるのもいいでしょう。女性の働き方に特化した本もたくさん出版されています。いろいろな選択肢があることを知ると、自分の本音とも向き合いやすくなるでしょう。

◇仕事で積み上げてきたことを整理する

転職先で面接などを受ける際には、今までの実績を問われることが多いです。実績は営業成績などの数字だけでなく、工夫したことやまわりとの関係性をアピールするのもいいでしょう。

◇スキルアップを図る

今後の方向性が決まってきたら、その目標に向けてスキルアップを図りましょう。今まで積み上げてきたスキルと、これから身につけたいスキルをかけあわすことで、独自性のある強みにつながることもあります。

◇円満退社する

会社を辞めることになっても、できる限り円満退社しましょう。その職場で引き続き仕事をする人のことを考えることが大切です。

■上手に会社を辞めるコツとは

では円満退社するにはどのようにすればいいのでしょうか。ポイントを3つお伝えします。

◇しっかり引き継ぎを行う

漏れのないように、辞めると決めてから少しずつ引き継ぎメモを作っておくといいでしょう。引き継ぐ人へそのメモを見てもらいながら、口頭でも説明するとより伝わりやすくなります。

◇退職日の1~3カ月前に直属の上司に相談する

社員が辞める場合、新たに補充が必要になるケースがほとんど。辞めると決めたら、なるべく早めに直属の上司に伝えることが大切です。遅くとも1カ月前には伝えておきましょう。

◇取引先に挨拶する

顧客や外部の業者に挨拶をしておいたほうがいいでしょう。そこでも引き継ぎをしておくと、その後スムーズに仕事を進められるはずです。

■辞めてよかった人の割合とは

会社を辞めようかどうか迷っているのであれば、実際に会社を辞めてよかったと思えている人がどのくらいの割合なのか気になるかもしれません。辞めてよかったと感じている人は多いのか、少ないのかまとめたいと思います。

◇本当に辞めてよかった?

経験上、会社を辞めてよかったと感じている割合のほうが多いと感じていますが、実際の公的な調査でも同様の結果が出ています。(平成26年厚生労働省の資料によると自己都合退職の場合80%近くの人が”転職には満足”と答えています。)
会社を辞める理由は「転職」だけではありませんが、この結果からは会社を辞めてよかったと感じている人のほうが多いと想像できます。年を重ねれば重ねるほど自分の適性ややりたいことが明確になってくるため、満足度が高いのかもしれませんね。

■本音を大事にして、長期的なビジョンを描こう

「仕事を辞めたい」と思った時、多くの人が短期的にしかものごとを考えられなくなっています。毎日、仕事に追われているのであれば仕方ないかもしれませんが、実際に辞めたいと思っているのであれば、長期的なビジョンも描いてもらえたらと思います。長期的に考えるうえで、大切にしたいのはやはり自分の本音の部分。「人生を通じて実現したいこと」「理想の働き方」「何を基準に自分は仕事を選びたいのか」など考えたほうがいいことはたくさんあります。一度しかない人生、しっかり自分と向き合っていきましょう。

(沖圭祐)

※画像はイメージです

Source: マイナビウーマン