「男性の育児休暇」って、実際どうですか?男女約600名に聞いたリアル

「男性の育児休暇」って、実際どうですか?男女約600名に聞いたリアル
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ここ数年耳にする言葉「イクメン」。

もはやそんな言葉がなくなるくらい、女性だけが育児を担うのではなく、夫婦で一緒に子育てをするような家庭が増えていくといいな……とは思うものの、実際にはまだまだ女性が育児を担う家庭も多いことでしょう。

今回は、男性の「育児休暇」事情についてご紹介していきます。

育児休暇

そこで今回は、DeNAトラベルが10代~70代の男女596名を対象に行った「産休・育休」に関する調査結果をご紹介します。みなさんも「育休・産休」についての理解を深めてみましょう。

 

■仕事と育児、どちらを優先したいですか?


【仕事を優先したい】

男性 17.8%
女性 6.6%

【どちらかと言えば仕事を優先したい】

男性 28.8%
女性 11.9%

【どちらとも言えない】

男性 38.3%
女性 35.6%

【どちらかと言えば育児を優先したい】

男性 11.7%
女性 28.5%

【育児を優先したい】

男性 3.4%
女性 17.4%

「仕事と育児についてどちらを優先したいか」について男女別に集計した結果、最も多かったのは男女共に「どちらとも言えない」(男性38.3%、女性35.6%)となりました。どちらも家庭を持つ際には欠かせないもの。どちらかを優先することができない人は多いよう。

そして男性は「仕事を優先したい」(17.8%)や「どちらかと言えば仕事を優先したい」(28.8%)が多数を占めていました。また女性は「育児を優先したい」(17.4%)や「どちらかと言えば育児を優先したい」(28.5%)が多数を占めていました。このことからも、「仕事と育児、どちらを優先するか」については男女ではっきりと分かれる結果となりました。やっぱり「夫が大黒柱となって家族を支え、妻は家事や育児に専念する」といった家族形態がまだ残っているように感じます。

 

 

■育休、取得したい? 取得してほしい? 男女それぞれの本音


次に「男性は配偶者の妊娠・出産時に育休を取得したいか、女性は妊娠・出産時に育休を取得して欲しいか」と尋ねてみました。すると……。

Q.【男性】配偶者の妊娠・出産時に、育休を取得したいと思いますか?

取得したい 50.6%
どちらとも言えない 43.9%
取得したくない 5.5%

Q.【女性】妊娠・出産時に、配偶者に育休を取得して欲しいと思いますか?

取得して欲しい 51.4%
どちらとも言えない 35.6%
取得して欲しくない 13.0%

 

男女ともに「取得したい、取得して欲しい」(男性50.6%、女性51.4%)が過半数を超える結果となりました。やはり育休が取れるのであれば取得したい、取得して欲しいというのが本音なようです。特に第一子の出産となれば男女ともに不安なことは尽きないと思いますので、育休に対して前向きになるのではないでしょうか? また男性は「どちらとも言えない」(43.9%)が多く、仕事と家庭の間で悩む姿が読み取れます。逆に女性は男性に対して「取得して欲しくない」(13.0%)の割合もあり、育休中の収入減少などを心配しているようにも感じます。

 

実際、男性たちに「配偶者の出産時に育休を取得しましたか?」と尋ねてみたところ、驚きというべきか、ある意味案の定というべきか、このような結果となりました。

Q.【男性】配偶者の出産時に育休を取得しましたか?

取得した 12.3%
取得しなかった 87.7%

まさかの「取得した」と回答した方は12.3%に留まり、9割近い人が取得できていない現状! 仕事を長期間休むとなると周りの人に迷惑がかかってしまいそうですもんね。

 

そこで育休を取得しなかった男性に「育休を取得しなかった理由」について尋ねてみました。

仕事が忙しくて休めない 39.9%
職場の代替要員がいない 32.6%
育休制度がない 32.1%
取得する理由がない 20.2%
職場の理解のなさ 18.1%
経済的不安 13.0%
昇格・昇給への影響 9.3%
元の職場に戻れるかわからない 6.2%
家族・親族の反対 1.0%
その他 7.8%

育休を取得しなかった理由のトップ3は「仕事が忙しくて休めない」(39.9%)、「職場の代替要員がいない」(32.6%)、「育休制度がない」(32.1%)という結果になりました。3位の「育休制度がない」(32.1%)ですが、これは誤った認識です。たとえ会社の就業規則に育休に関する記載がなくても1歳未満の子供を持つ人は男女関係なく育児休業を申し出ることができます。これは法律で決まっていることですが、まだまだ会社やそこで働いている人への認知は広まっていないようです。残念ですね。「イクメン」という言葉は流行したもの、まだまだ育休を取れるような環境の会社は少ないよう……。会社の育休制度改正・個人の意識改革がないと、この先も育休取得率は上がらないように思えます。

 

■実際、産休・育休を取って良かったこと・そうでないことは?


最後に、産休・育休経験者に、取得して良かったこととそうでないことをうかがいました。

 

子供の成長が見られた 68.0%
育児に慣れた 44.0%
親としての自覚が持てた 42.0%
家事に注力できた 26.0%
働き方について見直すことができた 25.0%
リフレッシュできた 20.0%
趣味や勉強の時間が持てた 6.0%
その他 7.0%

まず「産休・育休を取得して良かったこと」トップ3は「子供の成長が見られた」(68.0%)、「育児に慣れた」(44.0%)、「親としての自覚が持てた」(42.0%)となりました。子供の成長、親としての成長のどちらも感じられることがメリットとして大きいようです。また「家事に注力できた」は女性の気持ちも理解できるようになるし、今後にも非常に役に立つので、やはり得るものは多く、メリットは大きいように思います。

 

ただ、一方で、あまり良くなかったことを聞いてみると……。

家計が厳しくなった 45.0%
子供の世話で疲れた 26.0%
昇進・昇格に影響が出た 16.0%
職場で厄介者扱いを受けた 15.0%
パートナーが家事をしなくなった 13.0%
復帰後に仕事のポジションがなくなっていた 13.0%
その他 17.0%

トップ3は「家計が厳しくなった」(45.0%)、「子供の世話で疲れた」(26.0%)、「昇進・昇給に影響が出た」(16.0%)となりました。やはり1番大きいのは家計への影響。これはきついですね……。これから子育てがはじまりお金がかかってくる時期に収入が減ってしまうのはかなりの痛手。育児休業給付金が受け取れる場合もありますが、それでも長期間収入が減ってしまうので厳しいよう。しかし、育休を取得したことで昇進や昇格に影響が出たり、職場で厄介者扱いを受けたり、仕事のポジションがなくなっていた……ということは、厳しい現実ではありますが、徐々になくなっていってほしい風潮。あってはならないことですよね。

また2位には「子供の世話で疲れた」といった子育てに関する理由もありました。そうなんです! 働くことももちろん疲れることなんですが、子育ても疲れるんです。ずっと子供に付きっきりだと可愛いんですが、やっぱり疲れてしまうこともあります。自分の時間も作ってリフレッシュすることが大切です!

 

 

育休を取りたくても取れない人は現状たくさんいます。しかしどの会社にも育休の制度はきちんとあります。育休で得るものはたくさんあるので、これを機会に積極的に育休について考えてみてはどうでしょうか? (ほんじょうみゆき)

情報提供元:株式会社DeNAトラベル

 

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Source: cancam