美容師が教える「ポンパドール」のやり方&簡単アレンジ術

美容師が教える「ポンパドール」のやり方&簡単アレンジ術
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「ボンパドール」という女性のヘアスタイルがあります。美容院でセットしてもらうことが多いかもしれませんが、自分でセットできるようになるといろいろアレンジもできて便利ですよね。そこで、ポンパドールのセット方法・アレンジ方法について、美容室『MINX 銀座店』のトップデザイナーである田中亜樹さんに聞きました。

■ポンパドールとは?

「ポンパドール」とは、どのような髪型で、どのようなシーンに適しているヘアスタイルなのでしょうか?

◇ポンパドールってどんな髪型?

前髪を高く上げて額を出し、膨らみを持たせて後頭部でまとめた女性の髪型のことです。前髪をただ上げるだけでなく、ねじったり崩したり、「くるりんぱ」することでオシャレ度がup! テクニックいらずで簡単にアレンジできる髪型です。名前の由来はポンパドゥール夫人(※)からきているそうです。

※18世紀のフランス国王ルイ15世の愛人。彼女の「前髪を膨らませて高い位置でまとめるヘアスタイル」が当時流行し、このヘアスタイルをポンパドールと呼ぶようになったといわれています。

◇ポンパドールが最適なシーンとは?

ロングヘアでもミディアムでも、またボブでもショートヘアでも可能なヘアアレンジです。また簡単にできて時間もかからないのに、さまざまなシーンで使えるのもポンパドールの特徴! 下記のような気分のときに最適です。

・顔をスッキリ見せて小顔効果を狙いたい
・下を向いて作業するのに前髪をよけたい
・前髪の長さが中途半端で邪魔
・ショートヘアでも楽しめるアレンジがしたい
・急なお出かけでも簡単にかわいくアレンジしたい
・女子度をグンと上げて男性ウケを狙いたい

また、編み込みやねじり、ピンアレンジなどを加えるとワンポイントになるので、ファッションのイメージにあわせてアレンジできるのもポンパドールのいいところです。たとえば、暗髪だと大きめのポンパドールはかっこいいファッションにも合わせやすくクールになり、小さめのポンパドールだと清楚な印象になります。明るめの髪色だとキュートな印象になりやすく、後ろをポニーテールにするアレンジとのミックスもとてもかわいいです。髪色やシーン、なりたいイメージによってポンパドールの大きさや留める場所を変えるのがオススメです。

■専門家が教える! 簡単ポンパドールのやり方

さまざまなシーンやイメージにあうポンパドール、マスターしたいですよね。そこで、基本のやり方からアレンジ方法までを解説します。

◇【初級編】ポンパドールのやり方

①前髪を分け取る


はじめに、ポンパドールを作るための前髪部分を分け取ります。前髪の幅は左右の黒目の外側が目安です。

そうすることでバランスがよくなり、小顔効果も生まれるのです。

②逆毛を立てる


①で分け取った前髪部分を前に倒し、その後ろ側の中間辺りから、コームで髪の根元に向けて少し逆毛を立てる(ボリュームを出す)

③ねじる


前髪をねじりながら頭につける(両側の耳の高い所の延長線上・頭頂部付近)

④ピンで留める


頭につけた前髪を少し前に押して「ふんわり感」を出し、ピンで留める

ピンを留めるときは、必ず地肌近くの髪の毛と、土台となる所がある部分に留めてあげてください。最後に、ポンパドールの前部分を少しずつポイントでひっぱり崩して、ボリュームを出してください。これでポンパドールの完成です。ワンポイントアドバイスは下のようになります。

☆前髪が短い人の場合

前髪が短い人は、コテで軽く巻いてからワックスを揉み込んであげるとポンパドールが作りやすくなります。

☆髪の量が多い人の場合

1本のピンで留まらない場合があるので、さらにねじって2本にしたほうがさらに崩れにくく仕上がります。

☆ピンを使うのが苦手な人の場合

ピンを使うのが苦手な場合は、ゴムを使って前髪を結んでから留めてもOKです。

◇【上級者向け!】ポンパドールのアレンジ方法

☆大きめのポンパドールを作りたい場合

動きがほしいので、ベースの髪の毛を巻いてからねじって、ねじった髪の毛をしっかりと前に押し出し、多めに崩してください。ボリュームの出づらい人やリーゼント風にしたい場合は、ねじる前に内側に逆毛を立てて、その後表面を整えてからねじって留めます。こうするとボリュームがでてきれいに仕上がります。

☆サイドポンパドール

ねじって留める場所をサイドに変えてあげると、ピンアレンジもしやすくなります。このときは後ろ向きにねじるのがポイントです(面長で縦にボリュームを出しすぎたくない人は、サイドねじりのほうが似合います)。

☆くるりんぱドール

ゴムと「くるりんぱ」を使ったヘアアレンジです。

髪の根元から3~5センチの部分をゴムで結び、ゴムの部分が隠せるように「くるりんぱ」します。

その後結んだ部分をキュッと引っ張り、ポンパドールの部分の髪を少しずつ崩していきます。

ピン使いが苦手だったり留める場所がわからなかったりする場合、ゴムだと簡単にできるのでオススメです。

■髪の長さやシーンを選ばない「ポンパドール」をマスターしよう!

「ポンパドール」は髪の長さに関係なく、簡単にセットできるヘアスタイルです。大きさや留める場所など、自由にアレンジできるところも魅力ですね。さまざまなファッションに合わせられますので、自分好みのスタイルに決められるように練習しておきましょう。いざというときに役に立つかもしれませんよ。

(文:MINX 銀座店/田中亜樹、構成:藤野晶/dcp)

※画像はイメージです

Source: マイナビウーマン