以前書いた 栄養バランスの良い食事でダイエットの効果を高める方法その1 では、糖質、脂質について述べました。
忙しいママさんたちでも実践できるちょっとしたコツと、大切な栄養素についてお話します。
5大栄養素の残り3つ、たんぱく質、ビタミン、ミネラルについてです。
1、たんぱく質
たんぱく質は、代謝と関係の深い筋肉をつくるのに大変重要な栄養素です。
ダイエット中でも積極的に摂取していきたい栄養素です。
高タンパクで低カロリーな食品を食べる
高タンパクな食品は肉ですが、低カロリーはというと大豆タンパクの食品です。
納豆や豆腐、味噌などの大豆食品ですね。味噌汁なんて最高に良いですよね。野菜で具たっぷりの味噌汁にすれば、ちょっと一品足りないかも?なんて時に、助かるものです。
肉でも鳥のササミは良いですね。簡単に考えると肉でも脂肪分が少なければ、低カロリーなわけですね。
魚もですね。
後は調理法で注意する点は、やっぱり油を使い過ぎないこと!です。
肉は湯煎してから調理したり、買う時に脂身の少ない部位を買うとか、ちょっとした心掛けで随分変わってきます。
鶏肉でしたら、ささみがベストですが、モモ肉よりムネ肉!みたいな感じですね。
やっぱりお肉も食べたいですよね!オージービーフは特に鉄分不足な方には良いと聞きますから、貧血気味の女性には最適な食材ですね。
2、ビタミン
ビタミンは、体内に入った糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変えるときに助けてくれる栄養素です。
特にビタミンB群が大切です。
このビタミンB群が不足がち=痩せにくいです。
ビタミンB1、B2、B6を意識して摂取する
ビタミンB1
主に糖質の代謝に関係します。そして末梢神経の働きを正常に保つため、不足すると脚気、手足のしびれ、腰痛などの問題が出てきます。
多く含まれるのは、豚肉、鶏レバー、玄米、大豆などです。
ビタミンB2
脂質を中心に、糖質、たんぱく質の代謝に関係します。口内炎や肌荒れ、髪のトラブルはこのビタミンB2が不足しています。
多く含まれるのは、牛、豚、鶏のレバー、納豆、チーズ、卵などです。
ビタミンB6
主にたんぱく質の代謝に大きく関係します。
月経前症候群の症状を和らげる効果があったり、つわりを軽減したりと女性にとって重要な栄養素です。
多く含まれるのは、にんにく、マグロ、カツオ、牛肉、バナナなどです。
ビタミンB群は水溶性で体内に蓄積できません。だから、毎食ごとに摂取する必要があります。
毎食は厳しい!という方は、間食のときにB群の含まれるナッツやドライフルーツで補うと良いと思います。
3、ミネラル
たくさんの食材をなるべく食べよう!
ビタミン同様に大切な栄養素です。
ミネラルが多く含まれる食材は、桜エビや焼のり、カットわかめ、ピーナッツ、納豆、切干大根などなどすべて大量には摂取するには難しいですから、少しずつでも食材に混ぜたりして摂取するしかないですね。
でも、ミネラルは野菜、きのこ類、果物、イモ類と多くの食材に含まれていますから大丈夫です。
まとめ
5大栄養素すべてが関連していて重要な役割を担っていることをわかっていただけたと思います。
そして単純なカロリーを抑えた食事では、効果的なダイエットができないこともわかっていただけたと思います。
つまり、健康的に痩せるには、なるべくたくさんの食材を適量バランスよく食べるよう心がけるのが一番の近道なのです。
以前も述べたましたが、野菜やきのこ類を凍らせておくと便利ですね。
炭水化物を少なめに、野菜きのこをたくさん食べて、大豆製品を多めにとる!そしてお肉類は脂の少ないもの、魚も食べて!!とポイントを抑えつつ、やっぱり何事もほどほどで持続することが大切ですよね。
健康でいられなけば意味がありませんね!そして食事って本当に大切ですね。ダイエットのみならず、家族の健康を維持するためにも、バランスのとれた食生活を目指したいものです。
最後に、体重を減らす(筋肉が減ってしまう)よりサイズを減らす(脂肪を燃焼させる)ことが本当のダイエットだと思います。
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